三上延 「ビブリア古書堂の事件手帖4」 栞子さんと二つの顔
古書堂の栞子さんが、古書から謎を解く人気シリーズ第4弾です。
今回は、ついに栞子さんの母親である智恵子が登場し、ヒトリ書房との過去の出来事などが描かれます。
江戸川乱歩に関して知らなかったことも分かり、謎解きも面白かったです。
あとがきによると、これから物語も後半に入っていくそうです。
大輔と栞子さんの仲がどうなっていくのかも気になるところで、続きが楽しみです。
プロローグ
鎌倉にあるビブリア古書堂で、ひとり店番をしていたアルバイトの大輔は、栞子さんと良く似た声の女性から電話を受ける。
第一章 「孤島の鬼」
ビブリア古書堂に、古い客だという女性が現れ、栞子さんの母親の篠川智恵子に仕事を依頼したいと言う。
「第二章 「少年探偵団」
江戸川乱歩に関する依頼を受けた栞子さんと大輔は、江戸川乱歩のコレクターだった鹿山明の屋敷へ行き、息子の義彦に話を聞くことに。
第三章 「押絵と旅する男」
依頼の謎を解こうとしていた栞子さんの前に、母親の智恵子が現れる。
エピローグ
大輔は、ある人物を呼び出し、智恵子について質問するが。
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テーマ : 読んだ本。
ジャンル : 本・雑誌