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儚い羊たちの祝宴

米澤 穂信「儚い羊たちの祝宴」 新潮文庫


儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)儚い羊たちの祝宴 (新潮文庫)
(2011/06/26)
米澤 穂信

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暑い夏にぴったりのちょっと背筋のゾクッとする5つの短編集です。
すべての作品に、「バベルの会」という読者会に参加するお嬢様たちが、登場します。

「身内に不幸がありまして」
身内のいない村里夕日は、吹子お嬢様のお世話をするため、丹山家に引き取られた。
吹子お嬢様から、秘密の書棚をつくるように頼まれる。

「北の館の罪人」
母親を亡くした内名あまりは、父親と異母兄弟のいる六綱家の屋敷を訪ねる。
北の館に住むことになるが、そこには、先客がいた。

「山荘秘聞」
屋島守子は、辰野家の別荘である飛鶏館の管理人として雇われる。
一年過ぎても、高地の奥深いところにある飛鶏館には、ゲストは誰も訪れなかった。
雪の深い早春の頃、遭難者を発見する。

「玉野五十鈴の誉れ」
15歳になった小栗家のひとり娘の純香に、同じ年齢の玉野五十鈴が使用人として雇われる。
大学への進学を許され、厳格な祖母から自由になり、喜ぶ純香だったが、ほんの数ヶ月である事件が起こってしまう。

「儚い羊たちの晩餐」
蓼沼の荒れ果てたサンルームに、一冊の日記が置かれていた。
書き手は、会費を払えずに除名された、バベルの会の会員の大寺鞠絵だった。




「身内に不幸がありまして」は、ユニークな題名ですが、そんな理由のために事件が起こったのかと少し驚きでした。

「北の館の罪人」は、応接間に飾られた変わった絵にまつわるお話ですが、犯人の動機に、恐ろしいものを感じました。

「山荘秘聞」は、映画化されたある作品もちょっと思い出される、とても怖い作品で一気に読んでしまいました。

Story Sellerで、すでに読んでいた「玉野五十鈴の誉れ」ですが、読み返してみてもやはり独特の雰囲気を持った怖い作品で印象に残ります。

「儚い羊たちの晩餐」は、夏さんが作ったアミルスタン羊料理がどんな料理なのか、想像するだけでゾッとして、暑さを忘れそうになりました。

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テーマ : 読んだ本
ジャンル : 本・雑誌

     

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