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心星ひとつ  

高田都 「心星ひとつ」  ハルキ文庫






女料理人の澪が江戸で奮闘する「みをつくし料理帖シリーズ」第6弾です。
今回は澪の人生に大きな転機が訪れます。
お世話になっているつる家の将来、天満一兆庵の再建、大切な親友の野江や小松原さまへの思いなど、せつなく悩む澪はどの道を選び、どのように進んでいくのか、先がとても気になります。
澪を大切に思う周りの人々の気持ちも温かくて泣けますね。
巻末付録の澪の料理帖も役立ちそうですし、今回はりうさんの特別な瓦版がはじまって楽しめます。


青葉闇ーしくじり生麩
雨の乏しい梅雨が過ぎ、炎暑となった江戸。
常連の坂村堂がつれてきた日本橋の旅籠「よし房」の主人である房八は、坂村堂の父親と幼馴染だという。
芳を気に入り通うようになるが。

天つ瑞風ー賄い三方よし
三方よしの日。吉原廓、翁屋の楼主の伝右衛門が突然、つる家を訪れ、吉原で店を開かないかと提案してくる。
登龍楼の店主、采女宗馬の使いからは神田須田町の店を買わないかと持ちかけられる。

時ならぬ花ーお手軽割籠
長月。近くの煮売り屋でぼやがあり、元飯田町では、飲食店での火の扱いができる時間を朝8時から10時までと制限されてしまう。
困った澪はさめても美味しい弁当を売り出すが。

心星ひとつーあたり苧環
神無月。火の扱いができるようになり、熱い料理を求める客たちで、つる家は賑わいを取り戻す。
澪に武家奉公の話が持ち上がり、女料理人としての重大な決断を迫られる。






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小夜しぐれ

高田郁「小夜しぐれ みをつくし料理帖」

小夜しぐれ (みをつくし料理帖)小夜しぐれ (みをつくし料理帖)
(2011/03/15)
高田 郁

商品詳細を見る


上方から来た女料理人の澪を描いたシリーズ第5弾です。

今まで謎だった話が少しずつ分かってきて、今回も早く続きが読みたくなる作品でした。
つる屋の店主である種市の娘、おつるの過去が分かる「迷い蟹」は、切なくも感動的なお話でした。
「嘉祥」では、小松原の家族たちが初めて登場し、これから澪との関係がどうなっていくのかが気になります。
牡丹の花のような我儘なお嬢様、美緒の婚礼の話を描いた表題の「小夜しぐれ」は、意外な展開で印象に残りました。

春から夏のお料理はどれも美味しそうですが、江戸では初鰹を喜び、鰊は畑の肥やしにするというのには驚きです。
珍しく登場したお菓子の「ひとくち宝珠」は、機会があれば食べてみたいなと思える一品ですね。


「迷い蟹 浅蜊の御神酒蒸し」
睦月。つる屋の店主である種市のところに、20年ぶりに、昔の女房のお連が姿を現す。
可愛い娘のおつるを亡くした種市はお連を恨んでいた。

「夢追い桜 菜の花尽くし」
弥生。澪は、吉原の翁屋から花見の宴の料理を依頼される。
翁屋にいる幼馴染の野江のために仕事を引き受けるが。

「小夜しぐれ 寿ぎ膳」
卯月。伊勢谷の娘、美緒がつる屋を訪れ、澪に泣きついてきた。
思いを寄せる医師の源斎とは違う男との縁談が進められていると言う。

「嘉祥 ひとくち宝珠」
皐月。御膳奉行の小野寺数馬は、嘉祥に出す新しい菓子を思いつかずに悩んでいた。
義弟の弥三郎と共に菓子店を巡ることにするが。

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今朝の春 

高田 郁「今朝の春 みをつくし料理帖」ハルキ文庫

今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)今朝の春―みをつくし料理帖 (ハルキ文庫 た 19-4 時代小説文庫)
(2010/09/15)
高田 郁

商品詳細を見る


上方から来た女料理人の澪を描いたみをつくし料理帖シリーズ第4弾です。

今回は、あさひ太夫の過去や小松原の正体が分かり、澪の恋心や幼馴染を思う気持ちがとても切ないです。
おりょうと伊勢三、太一の家族愛にも感動しました。
澪は料理人としても大きな目標を目指すことになり、これからどうなっていくのか、楽しみです。


「花嫁御寮 ははきぎ飯」
伊勢屋の娘、美緒に大奥奉公の話があり、澪に料理を教わることになる。

「友待つ雪 里の白雪」
戯作者の清右衛門は、澪の幼馴染である吉原のあさひ太夫について書くことになり、取材を開始するが。

「寒紅 ひょっとこ温寿司」
おりょうの亭主の伊佐三は、仕事で新宿に通うようになるが、澪は若い女性と一緒にいるところを偶然、見てしまう。

「今朝の春 寒鰆の昆布締め」
つる家は、登龍楼と寒鰆を使って料理対決をすることになるが。


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想い雲

高田郁 「想い雲  みをつくし料理帖」


想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)
(2010/03)
高田 郁

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大阪から江戸に来た女料理人の澪を描いた、みをつくし料理帖シリーズの3作目です。
このシリーズは、辛いときにも挫けずに健気に生きる人々が描かれていて、温かい人情に泣けますが、元気にもなれます。

澪が奉公していた大阪の天満一兆庵の江戸店をつぶしてしまい、行方不明になっている若旦那の佐兵衛の事が少し分かってきます。

澪の幼馴染の野江との、ほんの短い再会も描かれていて切ないですね。
離れていても、お互いを思いやり、それぞれの道で強く生きる澪と野江の友情に感動します。

料理の方も又、美味しそうです。
鰻や鱧には毒があり、それが火を通すと旨みになることは知りませんでした。
美味しいけれど調理するのは大変なのですね。

澪が憧れている小松原の正体も少しずつ分かってきて、これからどうなるのか楽しみです。


「豊年星 「う」尽くし」
戯作者の清右衛門が、美味しい料理には目がないという坂村堂を連れてくる。
坂村堂が雇っている料理人の富三をつる屋に呼ぶが、富三は芳の姿を見るなり逃げ出してしまう。

「想い雲 ふっくら鱧の葛叩き」
吉原廊の翁屋で、鱧を調理することができる料理人を探していると知った医者の源斉は、上方出身の澪を推薦する。
澪は、幼馴染のあさひ太夫のいる翁屋へ向かうが、楼主の伝右衛門は女の料理人と知って怒り出す。

「花一輪 ふんわり菊花雪」
珍しく女の料理人の店が新しく出来たというので、清右衛門と坂村堂は早速、下谷車坂町の店に出かけるが、値段は高いが味は最低で、いかにも澪の物まね料理だった。
他にも何軒か、澪の物まねのような女料理人の店ができていた。

「初雁 こんがり焼き柿」 
つる屋の下足番ふきの弟である健坊が、奉公先の登龍楼を逃げ出し、行方不明になってしまう。
ふきや澪たちは、必死に行方を捜す。

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花散らしの雨

高田 郁「花散らしの雨 みをつくし料理帖」

花散らしの雨 みをつくし料理帖花散らしの雨 みをつくし料理帖
(2009/10/15)
高田 郁

商品詳細を見る



みをつくし料理帖シリーズ第二弾です。
今回も人の情の温かさが描かれていて、感動しました。

新しく、恐妻家で戯作者の清右衛門、下働きのふき、75歳の手伝いりう、伊勢屋の美緒が登場します。
健気な働き者の少女ふきの話「俎橋から ほろにが蕗ご飯」は、泣けます。
幼馴染のあさひ太夫と澪とのお互いを深く思う友情が描かれた「花散らしの雨 こぼれ梅」にも泣かされました。
あさひ太夫のために行動する料理人の又次が、いい男で格好いいですね。
小松原と似た雰囲気を持ち、謎が多い清右衛門も味のある人物で、これからどんな風に関わってくるのか楽しみです。

澪が作る季節の料理はどれも美味しそうです。
武士が食べてはいけない食べ物の話は知らなかったので勉強になりました。
味醂の絞り粕の「こぼれ梅」も知りませんでしたが、機会があれば食べてみたいですね。


「俎橋から ほろにが蕗ご飯」
神田御台所町から元飯田町に移ってきたつる家に、下働きの少女ふきがやってくる。
新しい料理を考えた澪だったが、登龍楼が全く同じ料理を三日前に出していたと客の清右衛門から知らされる。

「花散らしの雨 こぼれ梅」
澪は、大きな徳利を抱えて行き倒れになっていた男を助ける。
男は、流山の酒屋「相模屋」の奉公人である留吉だった。

「一粒符 なめらか葛饅頭」
澪と芳が住む長屋で世話になっている、おりょうの息子の太一が麻疹になってしまう。
看病のため、芳が店を休むことになり、臨時で75歳のりうが手伝いにやってくる。

「銀菊 忍び瓜」
澪は蛸とキュウリの新しい料理を売り出し「ありえねぇ」と評判になるが、侍の客が減ってしまう。

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